服飾学研究作品編 執筆要領

 服飾学研究 作品編 執筆要領


【執筆の形式】
1)和文投稿は、原則としてWordにより作成する。形式はA4判用紙(縦おき)で横書きとし、2段組、24字44行を1頁とする。図表を入れたレイアウト原稿を提出する。
2)英文投稿は、Wordにより作成する。形式はA4判用紙(縦おき)で横書きとし、2段組、24行を標準とする。
3)和文、英文いずれの原稿においても、各頁下段余白の中央に頁番号を記入する。
4)各頁の左右のいずれかの欄外に、行番号を記す。
5)文章は原則として論文に準じた2段組とするが、図(作品写真)を効果的に見せるべく紙面の配慮が必要な場合は、段組を変えてもよい。ただし、査読結果をふまえて、全体の整合性を取りレイアウトを校正するので、指定通りにならない場合もある。


【表紙】
1)表紙には、和文および英文による作品の表題・著者名・所属機関・キーワードを表記する。
2)キーワードには、作品の内容を的確に表現する語を5語以内選ぶ。

【要旨】
1)投稿原稿には英文要旨を添える。英文要旨に関しては各自で専門分野の英文チェックを受けたものとする。
2)語数は100語程度とし、平易な文で簡潔に書く。
3)形式は、執筆の形式2)に準ずるものとする。
4)英文要旨に対応する和文要旨を添える。これは本文が英文の場合には印刷されるが、本文が和文の場合には審査の際に用いられ印刷されない。

【本文】
1)和文原稿では、当用漢字・現代仮名づかい・平仮名まじりを原則とする。普通に用いられる外国語の術語・物質名などはカタカナとする。カタカナ表記することによって字義が不明確になる恐れのあるものはこの限りではない。


2)原則として、以下の構成でまとめる。
1.
緒言

作品を造る発想・動機など
2
意図

作品造りの視点・コンセプトなど
3
製作過程 

作品製作に必要な素材、技術・技法、仕様など
4
結語

作品の完成度や将来性など

3)大見出し・中見出し・小見出しなどを設けて区分し、順に1.2.3・・・、1-1.1-2.1-3.・・・、(1)(2)(3)のように記す。大見出しは区分毎に1行あけて新しい見出しに入る。大見出し・中見出しの本文は改行し、小見出しの本文は改行せずに1字あけて記してよい。
4)数字は原則として算用数字を用いる。
5)年号は西暦表記を原則とし、元号を表記する場合には、例えば2000(平成12)年のように記す。
6)文章中の数式の2行表記は、例えばa/b、(a+b)/(c+d)のように示す。
7)和文での句読点・カッコ・ハイフンなどの記号は全角とし、数字・英字は半角とする。英文はすべて半角とする。
8)量記号、単位記号、符号は、国際的に慣用されているものを用いる。単位は、原則としてSI単位またはCGS単位を用い、記号で表記することが望ましい(JIS Z 8203参照)。
9)文章中の元素名・化学物質名は原則として文部科学省編「学術用語集、科学編」の和名で記す。
10)混同しやすい文字や記号は明瞭に区別できるように鉛筆書きで指示する。1(イチ)とl(エル)、0(ゼロ)とO(オウ)などは特に注意する。

【図および表】
1)図・表は一つずつA4判別紙に書き、写真はA4判台紙か、それ以上のサイズは適宜大きさに合った台紙にはる。図には写真とともに図1・図2-1(和文)、Fig.1、Fig.2-1(英文)のように、表には表1・表2-1(和文)、Table.1、Table.2-1(英文)のように通し番号をつけ、タイトルのほかに本文を併読しなくても理解できる程度の簡単な解説を、図の場合には図の下に、表の場合には表の上に記す。1枚ごとの余白に、著者名、表題を記入する。図・表を他の著作物から引用する場合には、出典を図・表の下に明示し、必要に応じて原著作者または著作所有者から使用許可を得ておく。
2)図のタイトル・解説は、印刷時に必要となるため別紙に一覧表としてまとめる。
3)特に必要でない限り、同一データーを図と表に重複させない。
4)図は、鮮明なものを用意する。不適当な図・表は作成し直しを求めることがある。
5)画像は原則、解像度350dpi以上が望ましい。
6)カラーの場合、全頁コート紙にカラー印刷される。
7)入稿後の図版校正は原則として不可であるから、図中の誤字や脱字のないように特に注意する。

【注】
1)注は、通し番号とし、本文中の当該事項または文章の末尾右上に(注1)のように記す。また、引用・参考文献は注として扱う。
2)中における引用・参考文献は、原則として次のように記す。雑誌の場合は、著者名[全員]、論文タイトル、雑誌名、巻、号、発行年、始めの頁―終りの頁の順に記す。著書の場合は、著者名[全員]、書名、発行所、発行年、引用頁の順に記す。翻訳本の場合は、著者、翻訳者、書名、発行所、発行年、引用頁の順に記す。

【本執筆要領の発効】
本執筆要領は、2021年5月16日以降に受付ける作品編への投稿募集から施行する。なお、本要領の改正は、理事会の議を経て、作品編編集委員会が行う。